ツユベラの幼魚たち

juicy's house

2010年10月18日 00:52

慶良間でダイビングしたい!と思っても、
海洋状況が悪ければ、近場のポイントでダイビング。

昨日マンタが出たから、また今日も、って言っても見られるとは限らない。

結構潜っているけど、残波でナポレオンには遭遇していない。

そんなものです。でもそんなものだから、そのポイントで自分なりの
発見をするのが楽しいのです。

そんな自分なりの発見!

「ツユベラの幼魚」





見つければ、ガイドが必ずと言っていいほど紹介する「ツユベラの幼魚」。
ベラの幼魚のなかでは、わりと頻繁に見かけますね。それが、このタイプ。

ガレ場の50cm四方に、ツユベラの幼魚が3個体。
でも、ちょっと雰囲気が違う・・・?





2番目も3番目も、幼魚!

私は、すっかり、ツユベラの幼魚→少年→青年
だと思っていました。
それが、50cm四方にいたので、
「おお!なるほど。こうやって成長すると体色や模様が変わっていくのね!」

と・・・つい先ほどまで思っていました。

吉野雄輔さんの『日本の海水魚』(山渓)にありました!!!まさに、この3個体。

・・・が~~ん。

「本種は大きさとは無関係に色彩の個体差がある」とな。

全部、幼魚なんだあ。。

ツユベラの小学生、中学生、高校生。
さすがに高校生ともなると、色気づいてきらびやかになるんだと思ったのになあ。

でも、同じ場所でこんなに違う個体が一緒に見られたのは初めてだから、
ヨシとしよう!


ちなみに。
このとき、ガイドさんは、同じガレ場でキンチャクガニを探そうと、
岩めくりにいそしんでおりました。2匹も見つけたのに、私がそばにいなかったため、
2匹とも逃げて見せられなかったと悔しがっていました。

・・・ごめん


2010年10月 慶良間・知志にて

関連記事